セラミック、ポーセレン、陶器、せともの
ceramic、porcelain
セラミック(ポーセレン)とは、いわゆる「陶器:せともの」のことです。
歯科ではクラウンやインレー、ブリッジなどに使用されます。
セラミックは見た目が良く、プラーク(歯垢)が付きにくいというメリットがありますが、強い力が加わると割れてしまうという欠点もあります。
歯科用セラミックは、一般的な焼き物と同じように歯科技工士が陶土から作りますが、最近はコンピュータ支援によって設計と製作を行うCAD/CAMシステムというものが広まってきました。
また、ハイブリッドセラミックというものもありますが、これはレジンにセラミックやシリカなどのフィラーを混ぜたものですので、実際にはセラミックではなくレジンです。
【主なCAD/CAMのオールセラミック】
・セレック
・プロセラ
・セルコン
・DECSY(エンジェルクラウン)
・ウォルセラム
⇒参考:オールセラミッククラウン
⇒参考:セラミックインレー
【蛇足説明】
ちなみに、トイレの便器もセラミックで出来ています。