親知らず,第三大臼歯,智歯
third molar、wisdom tooth
第三大臼歯とは、前から数えて8番目の永久歯のことです。
親知らずは通常17〜21歳頃に生えてきますが、生まれつき親知らずが無い人や、死ぬまで生えてこない人もいます。
親知らずは20歳前後で生えてくる歯のため、平均寿命が40歳前後だった昔の人たちは、自分の子供の親知らずが生えてくる前に亡くなってしまってこの歯を見ることが出来ないというのが、親知らずの名前の由来だと言われています。
また、英語では「wisdom tooth」(智歯)と表記されることがありますが、これは親元を離れ、物事の分別がつく年頃になってから生えてくる歯であるというのが名前の由来だと言われています。
⇒参考:親知らずの抜歯
⇒参考:歯の種類・名称
【蛇足説明】
ちなみに、「親の心子知らず」ということわざがありますが、「子の親知らず親知らず」ということわざは、ややこしいので出来なかったのかどうかは分かりません。