クラウンブリッジ維持管理料
(補綴物維持管理料)
クラウンブリッジ維持管理料(補綴物維持管理料)とは、いわゆる「2年間保障」です。
歯科医院が
補綴物維持管理料を算定している場合には、2年以内に治療をしたところが欠けたり、二次的に虫歯になってしまったり、かぶせた歯が取れてしまったりした場
合には、これらの治療は基本的に無料(歯科医院側が治療費を負担。ただし、かぶせ物を再装着する際のセメント代数十円は患者負担)で対処してもらえます。
クラウンブリッジ維持管理料(補綴物維持管理料)はクラウンとブリッジの場合のみ適応となり、レジンやインレーにはありません。
また、保険制度の一つですので保険外の治療には一切ありませんし、保険のクラウンやブリッジでも、歯科医院側がクラウンブリッジ維持管理料を算定していない場合もあります。
歯科医院側がクラウンブリッジ維持管理料を算定していない場合は、その分クラウンやブリッジの治療費が安くなりますが、2年以内に何らかのトラブルが起こった際の治療は、通常の料金の7割となります。
ちなみに、クラウンブリッジ維持管理料は初診料や再診料、その他の治療費(根管治療など)、6歳以下の乳幼児や在宅治療の場合には対象外となります。
また、クラウンブリッジ維持管理料を算定していたといたとしても、初診料・再診料は別途かかります。
【クラウンブリッジ維持管理料管理料】
・クラウン : 100点 (3割負担の場合、300円)
・5歯以下のブリッジ : 330点 (3割負担の場合、990円)
・6歯以上のブリッジ : 440点 (3割負担の場合、1320円)
※H28年度の保険点数です
⇒参考:クラウンの保障期間
⇒参考:ブリッジの保障期間
⇒参考:歯科相談室:補綴物維持管理料