歯垢,プラーク
plaque、dental plaque
歯垢(プラーク)はただの食べカスではなく、細菌の塊です。
このプラーク中の細菌が産生する「酸」や「毒素」が虫歯や歯周病の主な原因となるため、プラークコントロールをしっかりと行って細菌の数を減らすことが、虫歯や歯周病を予防・改善させるために非常に重要になります。
プラークを構成する細菌の種類は一定ではなく、プラーク形成直後は通性嫌気性菌が多く、成熟するにつれて偏性嫌気性菌が増加します。
プラークが形成されてから「酸」や「毒素」を産生するようになるまでは24〜48時間かかるため、1日1回しっかりと歯磨きやフロッシングを行なえば虫歯、歯周病を予防することが出来ます。
⇒参考:歯磨き教室
【蛇足説明】
ちなみに、秦の始皇帝は歯垢まみれだったのかどうかは分かりません。