ハイブリッドセラミック
hybrid ceramics
ハイブリッドセラミックとは、セラミックやシリカ、ジルコニアなどのフィラーを、レジン(プラスチック)に混ぜたものです。
セラミックの名は付いていますが、実際にはレジンですので、ハイブリッドレジンと呼ばれたり、セロマーと呼ばれたりする場合もあります。
ハイブリッドセラミックは、歯科では主にクラウンやインレーなどに使用されます。
ハイブリッドセラミックはセラミックよりも割れにくく、硬すぎないので周囲の歯を痛めにくいという長所がありますが、色調はセラミックに劣り、多少変色もするという欠点もあります。
(当サイトでは分かりやすいように「ハイブリッドセラミック」と呼んでいますが、レジンとセラミックが混ざったものなので厳密には「ハイブリッド セラミックス」が正解です)
【主なハイブリッドセラミックの種類】
・エステニア(クラレメディカル)
・グラディア(GC)
・パールエステ(トクヤマデンタル)
・アートグラス(ヘレウスクルツァー社)
・プレミス(Karr社)
・ベルグラス(Karr社)
・シンフォニー(3M)
・タルギス(イボクラール ビバデント社)
・セラマージュ(松風)
⇒参考:ハイブリッドセラミッククラウン
⇒参考:ハイブリッドセラミックインレー