上顎洞炎,副鼻腔炎,蓄膿症
maxillary sinusitis
上顎洞炎とは上顎洞に起こった炎症のことで、副鼻腔炎・蓄膿症とも呼ばれます。
上顎洞は鼻の穴と繋がっているので、風邪などで鼻の粘膜に炎症が起きると、それが上顎洞まで波及して上顎洞炎になることがあります。
また、上顎洞の底は第一大臼歯や第二大臼歯の歯根と近接しているため、これらの歯の抜歯を行った際に、上顎洞に通じる穴があいてしまったり、、これらの歯に起きた炎症が上顎洞に波及し、上顎洞炎を引き起こす場合もあります。
この場合の上顎洞炎を「歯性上顎洞炎」と言い、歯科で治療をするのはこの歯性上顎洞炎のみになります。
⇒参考:上顎洞炎(副鼻腔炎:蓄膿症)