窩洞
cavity
窩洞とは、修復物によって歯を修復するために、ある一定の条件に従って窩洞形成された洞です。
窩洞は、G.V.Blackによって以下のように分類されています。
・Ⅰ級窩洞 : 小窩裂孔に限局した窩洞。
・Ⅱ級窩洞 : 臼歯隣接面を含む窩洞。
・Ⅲ級窩洞 : 切端隅角を含まず、前歯・犬歯の隣接面も含んでいる窩洞。
・Ⅳ級窩洞 : 切端隅角を含み、前歯・犬歯の隣接面も含む窩洞。
・Ⅴ級窩洞 : 歯頚部(1/3)に限局した窩洞。
上記のG.V.Blackの分類には含まれないものとして、DavisのⅥ級窩洞というものもあります。
・Ⅵ級窩洞 : 臼歯咬合面や前歯切縁部に限局し、広く生じた欠損の為の窩洞。
なお、英語では「cavity」と訳されますが、単にcavityという場合には虫歯を表す場合もあります。
【蛇足説明】
ちなみに、マタニティブランド「カドゥ」は関係ありません。