頬粘膜癌
carcinoma of the buccal mucosa
頬粘膜癌とは口腔癌の一種で、頬粘膜にできるガンのことです。
頬粘膜癌の症状
頬に境界不明瞭な腫瘍を形成する。
癌が進行すると、開口障害や神経麻痺、顔貌の変形などを伴う場合もある。
白板症を伴うことも多い。
頬粘膜癌の治療法
放射線治療、化学療法、外科療法などを併用。
頬粘膜癌の生存率・予後
5年生存率は約50〜60%。
(ガンの進行度によって、生存率・予後は大きく異なります)
頬粘膜癌の発生頻度
口腔癌全体の約7%。
好発部位は臼歯部頬粘膜。
好発年齢は50歳代以上。
日本では比較的珍しい頬粘膜癌ですが、インドでは約50%と、口腔癌の中で最も多い癌です。