ミューチュアリー・プロテクテッド・オクルージョン
mutually protected occlusion
ミューチュアリー・プロテクテッド・オクルージョンは、ナソロジー概念の創世者であるアメリカの歯科医師ハーベイ・スタラード(1888〜1974)が提唱した、理想的な咬合様式です。
具体的には、咬頭嵌合している場合には臼歯が前歯にかかるストレスを軽減し、側方運動時には犬歯誘導によって臼歯離開が生じ、臼歯にかかるストレスを軽減するという咬合様式のことです。
現在では、犬歯誘導咬合(カスピッド・プロテクテッド・オクルージョン)とほぼ同意と考えられています。