プラークスコア、プラークコントロールレコード
plaque score、plaque control record、PCR



プラークスコア(プラークコントロールレコード:PCR)とは、O'Leary(オレリー)という人が考え出した、プラーク(歯垢)の磨き残しを表す指数のことです。

プラークスコア(プラークコントロールレコード:PCR)を調べることにより、プラークコントロールがしっかりと出来ているかどうか、どの部分に磨き残しが多いのかなどが分かりますので、それを参考にして患者さんに歯磨きの指導を行ったりすることができます。

また、プラークスコアは一般的に20%以下であれば、良く磨けていると判断されます。


【プラークスコア(プラークコントロールレコード:PCR)の算出方法】

1.1歯を頬(唇)・舌(口蓋)・近心・遠心の4区画に分ける。
2.歯面を乾燥させ、歯垢染色剤を綿球で塗布する。(染色剤を薄めてうがいさせる場合もあります)
3.プラークが染め出された歯面数÷検査歯面数×4×100(%)で、PCRを算出。



【蛇足説明】
遺伝子を増幅して感染症の診断を行うPCR法(polymerase chain reaction法)というものもあります。
両方同じPCRなので、紛らわしいですね(^^;)






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