歯痛錯誤
歯痛錯誤(しつうさくご)とは、痛みの原因となっている部位とは違う部位の歯に歯痛が出る症状のことで、関連通(連関痛)の一種です。
例えば、患者さんが「前歯が痛い」と言っているのに、実際に歯痛の原因になっていたのは奥歯だったりすることも珍しくありません。
歯医者さんによっては、この歯痛錯誤のせいで勘違いをしてしまい、健康な歯を削ってしまった・・・という話もちらほら耳に入ってきます。
また、お口の中以外に痛みの原因があることまであります。
例えば頭痛や肩こりなどが原因で、歯が痛むということもありますし、その逆もあります。
いずれにしても、歯の治療を行う際には痛みのあるところだけに注目するのではなく、この歯痛錯誤がないかどうかということも含めて検査を行なう必要があります。
⇒参考:歯痛110番
⇒参考:歯痛を解決!