舌癌(舌ガン)
tongue cancer、carcinoma of tongue
舌癌(舌ガン)とは口腔癌の一種で、舌にできるガンのことです。
舌癌の症状
初期には小さな潰瘍、結節、びらんなどの症状を呈し、しばしば白斑や紅斑を伴う。
進行すると、潰瘍と結節を伴う腫脹を形成する。
舌癌の治療法
放射線治療、化学療法、外科療法などを併用。
ラジウムやイリジウムなどの密封小線源を用いた組織内照射が行われる場合が多い。
舌癌の生存率・予後
5年生存率は約53〜82%。
(ガンの進行度によって、生存率・予後は大きく異なります)
舌癌の発生頻度
舌癌は口腔癌の中では最も多く、全体の約30%を占める。
好発部位は舌縁の後方部、あるいは舌下面で、舌背、舌尖にできることはまれ。
他の口腔癌に比べて平均年齢が低く、20〜40代の低年齢層にも発生する。