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メルマガ 【歯オタク育成】 2007/03/03
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第1回 「自分の歯に勝るものはありません！」
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皆さん、こんばんは！
歯チャンネル運営者の田尾です。
このたびは、歯チャンネルのメルマガ
【歯オタク育成】をご購読頂き、ありがとうございます！
当メルマガでは、「実生活に役立つ」ということに着目し、
厳選した歯の情報をお届けしていきたいと思います。
また、一般の方だけではなく、歯科関係者の方にもかなり
ご購読頂いているようなので、そういった方にも少しでも
参考になることができるようなメルマガにしていきたいなぁ・・・
と思っています。
僕自身まだまだ勉強中ではありますが、
どうぞ末永くお付き合いくださいね(＾＾)
それでは、さっそく第1回の特集に行きたいと思います！
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「自分の歯」に勝るものはありません！
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歯科治療には、様々な方法があります。
また、歯医者さんにもそれぞれ得意・不得意があるため、
レベルの高い歯科治療、レベルの低い歯科治療というものも
当然あります。
しかし、どんなにレベルの高い歯科治療を行ったとしても、
もとの自分の歯には決してかなわないのです！
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例えば、虫歯の治療を一つ例に挙げてみます。
虫歯を治療では、虫歯を削って、そのあとにレジンという
白いプラスチックのようなものを詰めたり、
金属の被せ物(クラウン)を被せたりします。
保険外の場合には、セラミックでできたクラウンを
被せることもあるかもしれません。
しかし、どんな治療法を行なった場合でも、
もとの自分の歯との間にわずかな隙間が出来てしまいます。
レベルの高い治療を行えば、その隙間を小さくすることは可能ですが、
それでもやはり隙間をゼロにするというわけにはいきません。
数十ミクロンという単位で隙間は出来てしまいます。
(ちなみに、虫歯菌の大きさは約1ミクロン〜です)
クラウンを作るときの寸法変化や、
歯と歯科材料の熱膨張率の違い、
ものを食べるときにかかる負荷などによっても、
少なからず隙間は出来てきてしまいます。
隙間があると当然そこから虫歯にもなりやすくなりますし、
レジンや金属などの歯科材料にはアレルギーの問題も
指摘されています。
つまり、いくら良い治療を行ったとしても、
人工の材料を口の中に入れるという以上は、
何らかのリスクを背負うことになってしまうのです！
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そうなると、やはり最も優れているのは、
何を隠そう「自分の歯」です！(別に隠してはいませんが・・・)
健康な自分の歯には当然隙間はありませんし、
アレルギーの心配も全くありません。
健康な自分の歯は、
・虫歯に最もなりにくく
・色も自然で
・アレルギーの心配も全くなく
・噛み合わせも自動的に調整される
という、最高のものなのです！
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保険外で良いクラウンを作ったとすると、
軽く10万円以上かかります。
他の治療も必要になった場合には、
それ以上かかってくることも珍しくありません。
当然、治療期間もかなりかかります。
痛い思いだってするかもしれません。
そこまでして治療をした歯なら、
おそらく誰だって大切にするでしょう。
しかし、私たちは元々、それ以上に価値のある歯を
28本(親知らずも含めると32本)も持っているのです！
「失って、はじめてその大切さに気が付く」
というのは様々な場面で耳にする言葉ですが、
当メルマガをご購読頂いている歯オタク候補の皆さんには、
ぜひ、失う前にその大切さに気が付いてもらいたいのです。
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・・・というわけで第一回は、
自分の歯の大切さについて再確認して頂こう・・・ということで、
このような内容となりました。
ちなみに、過去の医療過誤裁判の判例からは、
歯1本につき約100万円の価値が認められています。
健康な歯を誤って抜歯した歯科医に、
150万円の支払いを命じたという判例もあります。
ということは、歯1本100万円としても、
28本×100万円＝2800万円
私たちは、生まれたときから2800万円相当の
「歯」という財産を持っているわけです。
2800万円もあれば、フェラーリが買えちゃいますね(笑)
どうします？
自分の歯全部とフェラーリを交換しますよ、と言われたら、
交換しちゃいますか？
「え〜、ほんと！？交換するする〜(喜)」
という人は、歯オタクにはなれません。
さようなら〜(笑)
車の故障を未然に防ぐためには車検が必要ですが、
歯を健康に保つためには、メンテナンスが必要です。
このメンテナンスには当然歯磨きも含まれますが、
デンタルフロスやフッ素の応用、
歯科医院での定期健診なども含まれます。
きちんとしたメンテナンスを行なえば、
歯の健康はちゃんと維持することが可能です。
そのためには良い歯医者さんを見つけることも大切ですが、
もっと大切なのは、自分自身が「歯科についての知識」を
身に付けるということだと思います。
・・・まぁ、こういうことを言っても、
歯に興味がない人には全く聞いてもらえないことも多いのですが、
こんなマニアックなメルマガをご購読されている歯オタク候補の
皆さんには、たぶんご理解頂けると信じています！
なお、歯のメンテナンスについては、
歯チャンネルでもいろいろと詳しく説明していますので、
お時間がある時にでもゆっくりと読んでみて下さいね。
【虫歯の予防法】
/musiba/musibano-yobouhou.html
【歯周病の予防法】
/sisyuubyou/sisyuu-yobou.html
【歯磨き教室】
/hamigaki-kyousitu/
次回は、「歯科治療は、実は治療ではなく･･･」
乞うご期待！
【バックナンバー】
/merumaga.html
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歯医者/歯科情報の歯チャンネル
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運営者・歯科医師 田尾耕太郎
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