まず準備するもの |
1.歯ブラシ (絶対必要!)
毛先が硬すぎると歯と歯の間に毛先が入り込まず、また、ヘッドの部分が大きすぎても磨きにくい部分が出来てしまうからです。
また、歯ブラシの毛先が開いてしまうと歯を磨く能力が70%程度に落ちてしまうので、1~2ヶ月位おきに新しい歯ブラシに交換しましょう。
ちなみに、私が最近主に使っている歯ブラシはライオンの「DENT.MAXIMA」という歯ブラシです。
この歯ブラシは知り合いの歯周病専門医の先生に教えて頂いて使っているのですが、ヘッド部分が非常にコンパクトなので、口の中で動かしやすいのが特徴です。
もっと楽に歯を磨きたいという人には電動歯ブラシもおすすめです。
電動歯ブラシにも色々なものがありますが、私は「ソニッケアー」を愛用しています。
(ソニッケアーはただ振動するのではなく、ブラシ部分が非常に特殊な動き方をします)
しかし、値段がかなり高いので、とりあえず一度電動歯ブラシを使ってみたいという人には、もう少し安価なプリニアなどの電動歯ブラシを使ってみるのも良いのではないかと思います。
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2.デンタルフロス (絶対必要!)
歯ブラシでいくら頑張って歯磨きをしたとしても、歯と歯の間のプラークは50%位しか落とせません。
しかし、虫歯や歯周病の多くはこの「歯と歯の間」から発生するため、歯と歯の間のプラークをしっかりと落とすことが非常に大切になります。
この「歯と歯の間のプラーク」を落とすための道具が「デンタルフロス」です。
本当に虫歯や歯周病予防しようと思ったら、歯ブラシでブラッシングをするだけでは不十分です!
デンタルフロスで「フロッシング」を行うことが、ちゃんとした予防のために必要不可欠です!
デンタルフロスには、すべりを良くするためにワックスが塗ってある「WAXタイプ」と、ワックスが塗られていない「UNWAXタイプ」の2種類がありますが、「UNWAXタイプ」の方がプラーク除去能力が高いのでおすすめです。(薬局などに売っています)
ちなみに、「私は歯と歯の間がきついから、フロスは入らない」ということは絶対にありません!
もし本当にフロスが入らない場合は、フロスの使い方に問題があるか、歯のほうに問題があるかのどちらかです。
3.歯垢染色剤 (絶対必要!)
歯磨きで一番大切なことは「プラーク(歯垢)を落とすこと」と書きましたが、このプラークは歯と同じような色をしているので、普通に見てもよく分かりません。
そこで、プラークを赤く染めて目で簡単に確認できるようにするのが「歯垢染色剤」(プラークテスター)です。
この歯垢染色剤を使わないとちゃんとプラークが落とせているかどうかが確認できないので、必ず準備するようにして下さい。(これ1本で、約10回分です)
4.デンタルミラー (あったほうが良い)
歯垢染色剤を使えばプラークを目で確認できるようになりますが、特に上の歯の裏側などは鏡で見ようとしてもなかなか見ることが出来ません。
この「デンタルミラー」があれば、お口の隅々まで確認することが出来るようになります。
絶対に必要というわけではありませんが、そんなに高いものではなく一度買えば非常に長い期間使えるので、持っておいて損はしないと思います。
5.歯磨き粉 (あったほうが良い)
歯磨き粉は基本的には使わなくてもOKですが、フッ素が配合されている歯磨き粉などは虫歯予防の効果がアップすることが期待できるので、使っても良いと思います。
私自身は歯磨き粉は使ったり使わなかったりですが、特に爽快感を感じたい気分の時には使います。
しかし、この爽快感のせいで「歯が磨けている」と勘違いしてしまうことがあるので、たまには歯磨き粉を使わずに歯磨きをするようにしたほうが良いでしょう。
私が考える歯磨き粉の一番のメリットは、歯磨きは地味な作業なので、色んな歯磨き粉を使うことによって「歯磨きに変化を付け飽きないようにする」ということです。
6.歯間ブラシ (場合により必要)
以前に歯周病の治療をした経験があり、歯ぐきが下がっている場合などでは、デンタルフロスよりも歯間ブラシを使ったほうが良い場合があります。
歯間ブラシには様々なサイズがありますが、その人に合ったサイズのものを使う必要があります。
特に必要以上に大きなサイズの歯間ブラシを使ってしまうと、逆に歯ぐきにダメージを与えてしまうこともありますので、歯間ブラシに関しては必ず歯医者さんの指導を受けてから使うようにすることをお勧めします。
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