- (r)が0以上になること
- ブリッジの1側の支台歯のRの総計が、
隣接するポンティックのF 及び
FSの総計の1/3以上であること
(ただし、遊離端ブリッジ(延長ブリッジ)については適用しない)
(r)=R−(F+FS)
(r) ・・・ブリッジの抵抗力
R ・・・土台となる歯の指数の合計。
(両隣の歯が欠損の場合は、指数が1/2になります)
F ・・・欠損している部分の歯の指数の合計。
FS ・・・
a. 弧状になっている前歯部を含む
2歯以上の連続するポンティックの場合、
支台歯間を結んだ直線から
ポンティックが外側に突出するため、
ポンティックに加わる咬合力によって
テコの作用が支台歯におよび、
支台歯に加わる疲労が増すこととなる。
したがって、このような場合、補足疲労(F・S)として
支台歯から1歯目のポンティックに対して1、
2歯目に対しては2としてポンティックの疲労(F)に加える。
b. 遊離端欠損の場合も、一方に支台歯がないため、
ポンティックに加わる咬合力は
支台歯にテコの作用を及ぼす。
やむなく遊離端(延長)ブリッジを作製する場合、
ポンティックは1歯のみで支台歯は2歯以上とし、
補足疲労(F・S)はポンティックとなる歯の指数の1/2とする。
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