【原産】日本 【製造】日本メディカルマテリアル社 【手術】主に1回法(2回法もある) 【性状】陽極酸化、HAコーディング
POIインプラントは、日本のインプラントシステムの中では最も歴史のあるものです。
製造元の日本メディカルマテリアル社は京セラとコベルコが合併して作られた会社で、日本最大のインプラントメーカーです。
国産のインプラントには他にもAQB(アドバンス社)やプラトン(プラトン社)などがありますが、これらのインプラントに共通しているのは総じて「安い」ということです。
ストローマンやブローネマルクなどの海外のインプラントが1本約30〜50万円ほどするのに対し、国産のインプラントの相場は約10〜30万円程と、海外のインプラントの約半分です。
ただ、国産のインプラントはやはり海外のものと比べると、実績という点で多少劣ることは否めません。
POIインプラントにも「審美性の回復」という面で問題があったのですが、最近、この審美性の問題を改善することを目的とした「POI−EX」という新しいインプラントが開発されました。
今後は国産インプラントの競争も激化し、各社独自の特徴を持ったインプラントが開発されていくことでしょう。
|