顎関節症Ⅳ型(変形性関節症)は、顎関節の変形を主徴候とするものです。
臨床的には関節痛、開口障害、関節雑音のいずれかが見られ、確定診断は画像検査による顎関節の骨の器質的変化の確認をもって行ないます。
なお、様々な画像検査による骨変化の正確な診断率は、以下のように報告されています。
【画像検査と正診率】
50〜60% : 側斜位経頭蓋投影法
71〜84% : 回転パノラマX線撮影法
78% : パノラマ顎関節撮影法
63〜88% : 断層X線撮影法
66〜87% : X線CT撮像法
60〜100%: MRI
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