お口の中のphは、普段は6.7位に維持されています。
この状態では絶対虫歯になりません。
(pHとは酸やアルカリの程度を示す単位。
7は中性、7より大はアルカリ性、小は酸性)
しかし、糖を含んだ飲食物を摂取すると
プラーク中の細菌が酸を産生し、phが下がります。
そしてphが5.5以下になると、ついに歯が溶け始めます!
一度酸性になってしまったphは、
時間が経つと自然にもとのphである6.7(中性)に戻り、
溶かされた歯も再石灰で元に戻りますが、
phが5.5以下の状態が長い時間続くと
再石灰化が追いつかず、
歯にポッカリと穴が空いてしまうのです!
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